余暇政策論
「宇都宮市の市営プール運営について〜スポーツ・教育・福祉・余暇」
国際学部国際文化学科2年 大久保
篤(k010505Y)
構成案
はじめに 宇都宮市市営プールの概観
1.スポーツ・健康政策としてのプール運営
2.教育・福祉政策としてのプール運営
3.余暇政策としてのプール運営
おわりに 1〜3を総合してまとめる
○宇都宮市のスポーツ・健康政策について
財団法人 宇都宮市体育文化振興公社
財団法人宇都宮市体育文化振興公社は、体育・文化施設の管理運営を行うとともに、体育文化の向上のための各種事業を実施し、宇都宮市の体育文化の振興および市民福祉の向上に寄与することを目的としています。(引用)
○水上公園プールについて
・宇都宮市教育委員会 スポーツ運営課、財団法人宇都宮市体育文化振興公社の運営
・平成7年度より、利用料金が2時間+1時間毎延長から、終日に変更。それに伴って、それまで場内飲食禁止であったが、許可された。
・平成13年度まではナイター利用(PM5:00〜8:00)があったが、14年度より廃止された。
・事故防止の為、2時間後毎に安全確認
・シルバー人材の登用
○市議会における市陽南プールに関する興味深い一般質問(荒川議員・抜粋)
2002年3月11日荒川つねお議員の一般質問
質問の最後は、行政と住民「協働」による陽南地区のまちづくりについてです。
少子高齢化・地方分権の進む21世紀において、市民がそれぞれの人生の舞台というべき自分の地域づくりに主体的に参加し、積極的な役割を担ってゆくことは、行政にとっても住民にとっても共通の課題です。
地域独自の特色や個性を生かし、多様な課題に対応できるまちづくりは、市内のどこの地域でも今後ますます求められています。
私は、その観点から陽南地区にあてはめ、今回はハード面について、夢を広げ質問します。
陽南地区は、市中心部に近く、交通も便利で宇都宮の副都心と私は自負しています。
副都心といっても、高いビル群は必要なく、これ以上大型店の進出もせず、地域の商店街が生き残ってゆける町。安心で安全で助け合って、楽しく生きられるまちをみんなで知恵を出し合ってすすめたい。これはみんなの願いでもあります。
そこで、本題に入りますが、陽南地区のまちづくりの核となれそうな特徴ある社会資源は?とみてみますと、老朽化し、利用者も減少の一途をたどる市営陽南プールが泣いています。地域コミュニティの核、南公民館陽南分館も老朽化し、バリアフリーもなく、改築を今か、今かと待っています。
そこで、両施設ともごく近い将来、改修計画等が俎上にのぼってきているのですから、タテ割を廃し、まず二つの施設の一体整備を行政と住民「協働」で進めたらどうかということです。
陽南プールは温水プールとして整備し、あわせて地域コミセンも併設する。陽南プールは敷地面積が他の市営プールより小さいので、主たる競技用は他の二つに譲り、赤ちゃんから障害者、お年寄りまで、幅広い市民が利用できる今迄にないユニークなものにする。地域コミセンづくりも国の「わがまちづくり支援事業」が適用できるような世代間の交流機能や地域福祉やスポーツ文化の拠点の役割も持たせてゆくなど、複合施設づくりをめざしたらと思うものです。
市長の施政方針にあります、市民と行政の「協働」のまちづくりの実践において、この間行われたワークショップによる公園づくりの教訓を生かしつつ、そのスケールからもっと大きな地域に目を据え、地域住民と行政が共に汗をかきながら、陽南地域においてソフト面も含めて、モデル事業を試行する価値は十分にあると考えます。
市長の答弁を求め私の全質問を終ります
http://www.thinkjapan.gr.jp/~omoigawa/rsch/arakawa200203.pdf
<参照サイト>
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/index.htm
宇都宮市のホームページ。
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/menu/menu14_sporttairyoku.htm
上記ページの「スポーツ・体力づくり」のコーナー。各種スポーツ施設へのリンクなど
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kyoiku/suposin/suposin_14_sujyokouenpu-ru.htm
宇都宮市水上公園プール。所在地、利用時間・料金など
http://member.nifty.ne.jp/sakichi/pools.html
「河童っ子ホームページ 全国プール情報」公営のプールも含め、全国のプール情報が参照できる。
簡単な比較対象として。